こんにちは。
訪問美容師トランクサロンカッパード です。
今日は訪問先で活躍している 「ルームシャンプー」についてのお話です。
それも『カラー後のルームシャンプー』を現時点でのカッパード なりの解釈を最適解としてサービスしているので、ご紹介したいと思います。
ルームシャンプーのメリット、デメリット
すでにお使いの方も増えているルームシャンプーですが、メリットは上記のホームページに掲載されている通り、
メリット
- 服を起きたまま、寝たまま どこでもシャンプー
- 少ない水量でシャンプー可能
- 持ち運びやすく移動が楽
など、いくつか挙げられますが、その反面 デメリット(改善点)も。
デメリット
- 動力源が掃除機なので音がうるさい
- 水の温度調整ができない
- 水量が少ない
- 専用シャンプー剤でないと使用できない
など、訪問美容をされている方なら改善して欲しい点が多数挙げられると思います。
そして最大の難題が、カラー後のシャンプーが大変困難という点でした。
訪問美容の中でもカラーの需要は大変多く、心待ちにしている利用者様は多数。
ルームシャンプーでカラー後のシャンプーができないとなると、利用者様の要望にも応えられず、まして訪問美容の売上げの大半を締めるカラーが出来ないならば必要ないと判断されても仕方がありません。
実際、トランクサロンカッパードでもいくとおりか試したのですが、納得できる洗い上がり、仕上がりには程遠く、「やっぱりカットの時だけかな」と思い悩んでいました。
それでも 使い続けている理由は、
服をきたまま どこでもシャンプー という最大のメリット
このメリットのウエイトが大半を占めるからです。
シャンプーの寝る姿勢が困難な方や、車椅子でのご利用が多い訪問美容においては、
ご利用者様はもちろん、サービスする側にも負担(ストレス)が最小限に抑えられます。
このメリットを最大限に生かすためには、やはり「カラー後のシャンプー」を納得できるレベルで提供する他はありません。
そこで現時点でたどり着いた答えが『ルームシャンプーは引き算で』です。
『ルームシャンプーは 引き算で』
すでにルームシャンプーをお使いの方はご存知の通り、とてもシンプルな構造になっています。
それは「誰でも手軽に操作でき、なおかつコストも掛からない」という製作者側の思いが込められているのだと思います。
実際に、”シャワー部分(水の噴射)”の動力は乾電池のみだし、最大の特徴である”吸い込み”には別途接続する掃除機が。
従来のシャンプー台等の設備費用に比べると、その差は歴然としてます。
操作性はというと、多少の練習こそ必要ですが、美容師をされている方ならすぐにコツを掴み使いこなせることでしょう。
水温は調整できないので事前に少し高めのお湯を使用したり、生え際や長さに合わせてヘッドを交換したりと、少し工夫するだけで問題なく仕事ができ様々な面でシャンプーの負担が軽減されると思います。
ただし、残念ながら「カラー後のシャンプー」を流すには圧倒的に水量が足りません。
サロンでのシャンプー(アルカリカラーの場合)を考えてください。
はじめに、たっぷりのお湯で乳化し、その後しっかり2シャンプー。トリートメントのお流しまでの工程で大量のお湯を使用しています。
通常のカラーならこの工程、この水量でなければ、お客様も美容師側も満足する仕上がりにはなりません。
アルカリカラー以外で試してみましたが、どちらも満足いく仕上がりにはなりません。
ルームシャンプーの能力値は変えられません。
そこで、お客様も自分も満足するアルカリカラーを使い、満足いく仕上がりにする為の工程を何度も見直し、『引き算』で考えることで一つの答えにたどり着けました。
今回は少し長くなりましたので、この先は次回へ持ち越したいと思います。
次回は、実際の作業工程を写真をまじえてお知らせしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
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